今後の復活に期待!「アイスランドクローナ(ISK)」
今後の復活に期待!「アイスランドクローナ(ISK)」
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国名 | アイスランド共和国 | |
| 人口 | 31万人 | ||
| 主要産業 | 水産業、水産加工業、金属 | ||
| 主要貿易相手 | 輸出 | EU、米国、ノルウェー、スイス、日本 | |
| 輸入 | EU、米国、ノルウェー、中国、日本 | ||
アイスランドクローナは、最も注目されていた通貨の一つです。「注目されていた」と過去形で書いているところがミソですね。リーマンショック以前、アイスランドは空前の好景気でした。政策金利が15%前後で推移しており、多くの投資家がアイスランドに投資をしていたんです。アイスランドは、ご存知の通り「氷の国」です。国土の多くを永久凍土に覆われており、農業にはまったく適さない国なんですね。しかし、日本並みの技術力を背景に、また、日本よりもヨーロッパ諸国に地理的に近いことから、「技術を輸出して潤っている国」ということが言えたんですよ。この技術による利益をより効率よく運用するため、政策金利を一気に上げて外貨獲得を目指していたのです。
ところが、リーマンショックがアイスランドに衝撃をもたらしました。世界中の投資家がアイスランドから資金を引いたことで、アイスランドの景気は減退どころか、国そのものも存続すら危ない状況に陥ってしまったのです。また、アイスランド政府は、自国で保有するお金を守るため、一部の外資系資金の国外への持ち出しを禁止したのです。その一部の外資系資金の多くが、イギリスの国営ファンドのお金でした。これで困ったのはイギリスです。解約しようにも、アイスランド政府が禁止したのですからどうにもなりません。怒ったイギリスは、報復として英国内のアイスランド系銀行を封鎖しました。一時は、軍事的な緊張まで両国の間であったほどです。そんな状況の中、日本のFX業者も、アイスランドクローナの取引を中止し始めました。ほんの少し前までは、とても活発に取引されていた通貨なのに、
今では閑古鳥が鳴くどころか、存続さえ危うい状況なんですね。
このような状況を打開するためにも、近隣の北欧諸国が救済の手を出し始めています。ノルウェーがアイスランド救済に興味を示しているほか、スウェーデンやスコットランドも、同じ北欧諸国として、何とかアイスランドの危機を救おうと必死なのです。高金利は魅力的ですが、このようなこともあることを頭に入れておきましょう。





